根管治療だけじゃない、ラバーダム防湿の優れた点|くまざきデンタルクリニック|池下駅の歯医者|ネット予約・キャッシュレス

〒464-0848愛知県名古屋市千種区春岡1丁目1番11号
アイコン052-753-5086
  • LINE
WEB予約
ヘッダー画像

症例集・ブログ

根管治療だけじゃない、ラバーダム防湿の優れた点|くまざきデンタルクリニック|池下駅の歯医者|ネット予約・キャッシュレス

根管治療だけじゃない、ラバーダム防湿の優れた点

精密根管治療の際には、ラバーダムと呼ばれるゴムのマスクを歯に装着し、唾液の侵入を防ぐとともに、滅菌されて清潔な器具が頬粘膜や舌に触れるのを防ぎます。

唾液や粘膜には多くの細菌がいるため、その侵入を防ぐことはとても大切です。

また、根管治療の際に使用する薬剤が漏れないようにすることや、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)で治療する際に、歯だけを見えるようにすることで、治療に集中することができます。

写真の様にラバーダムを装着することで、その歯の治療のみに専念することができます。

 

ラバーダムは根管治療をする際に使用することが多いですが、唾液の侵入を防ぐことはむし歯の治療を行う際にも有効です。

むし歯になってしまい詰め物を装着する際に、黄色い矢印のところに歯ぐきが盛り上がってきてしまい、歯の一部が隠れてしまっています。

このままでは歯ぐきを巻き込んで詰め物を装着することになるため、その部分の詰め物が接着せず再度むし歯になるリスクがあります。

また、歯ぐきからの滲出液や出血も接着不良となる原因になります。

上の写真の様にラバーダムを装着することで、緑色の矢印の部分の歯ぐきが押し広げられ、歯の全体が見えるようになりました。

ラバーダムによって歯ぐきが隠されることによって、歯ぐきからの滲出液や出血を抑えることができ、詰め物を接着させるのにとても良い環境が整いました。

また、接着させる際には湿っていると上手く接着せず、呼吸する息の中には水分も防ぐ必要がありますが、ラバーダムを装着することで呼気中の湿気も防ぐことが可能です。

上の写真の黄色い矢印の部分には、歯ぐきが盛り上がってきて出血もしています。また下の歯の奥歯の場合には、すぐ近くに舌があります。

こういった状態でもラバーダムを装着すると、これらの難しい環境を簡単にすることができます。

緑の矢印のように歯ぐきが押し広げられ、またラバーダムによって舌も排除することができました。ラバーダムによって舌や唾液に気を使うことがなく、装着することに専念することができます。

 

このように、ラバーダムは根管治療だけでなく、詰め物や被せ物を装着する際にもとても有用で、接着する際にはなくてはならない存在になってきています。

くまざきデンタルクリニックでは、セラミックを接着させる際に、ラバーダム防湿やそれに準じた湿度のコントロールを行った上で、接着操作を行なっています。常に妥協しない質の高い治療を提供したいと考えておりますので、ぜひご相談ください。

 

くまざきデンタルクリニックは

名古屋市千種区にある歯科医院です✨

地下鉄東山線「池下駅」徒歩4分、東山線桜通線「今池駅」徒歩6分🚇

市バス「仲田停留所」徒歩1分🚌

お車の方は提携駐車場をご利用ください🚗

住所:愛知県名古屋市千種区春岡1丁目1−11

お電話:052−753−5086