こんにちは、くまざきデンタルクリニックです😊

今回は歯の治療の際に行うラバーダム防湿についてご紹介します✨

 

ラバーダム防湿とは

ラバーダム防湿とは主に根管治療の際に行われている方法で、歯に対してゴム（ラバー）のマスクをかけることで、唾液や舌や頬を排除し、唾液が根管内に入らないようにして治療を行います。

唾液の中には無数の細菌が存在しており、その唾液が根管内に入ってしまうと、一緒に細菌も入ってしまうことになります。

この細菌が再発の原因となるため治療中の唾液をコントロールすることは非常に重要です。

またラバーダム防湿を行うことで、術野が明示されマイクロスコープを用いた治療を行う際に、その場所に集中して治療を行うことができます。

このようにラバーダム防湿は根管治療の際に、非常に高い効果を発揮する優れた方法です。

根管治療だけではない、ラバーバム防湿で最適な接着環境を

ラバーダム防湿は主に根管治療を行う場合に唾液を排除する目的で行われてきましたが、唾液を排除することはむし歯治療やむし歯を取り除いた後の樹脂の治療やセラミック修復の際にも重要な役割を果たします。

むし歯を除去した後は歯の形がボコボコとスムースな形をしていないことが多く、そのままでは修復物の適合が悪くなるため樹脂を用いて滑らかな面とする必要があります。また、むし歯を削った後の歯の表面を樹脂を用いて保護する目的もあります。

銀歯の中がむし歯となってしまったため、まずは銀歯とむし歯を取り除きます。

むし歯を染め出す青い液を用いて、むし歯の部分を取り除きます。

その後、ボコボコした表面に樹脂を接着させます。

この際に重要なことは、接着する部分に唾液がこないことと、呼気中に含まれる湿気を排除することです。

歯科の治療で用いられる接着剤は、水分があると適切な接着力が発揮できないため、術後の痛みや修復物の脱離などのリスクが高まります。

ラバーダム防湿を行うことで、唾液と呼気中の湿気を排除し、最適な接着環境で治療を行うことができます✨

その後型取りを行い、セラミックの修復物を作製します。

そのセラミックを装着する際にもラバーダム防湿を行うことで、唾液や呼気を排除し、水分や湿気をなくし、最適な接着環境で治療を行っています😊

 

 

このように、ラバーダム防湿は根管治療だけでなく、むし歯の治療においても最適な接着環境をもたらすことが可能です。

くまざきデンタルクリニックでは、セラミックを接着させる際に、ラバーダム防湿やそれに準じた湿度のコントロールを行った上で、接着操作を行なっています。常に妥協しない質の高い治療を提供したいと考えておりますので、ぜひご相談ください✨

 

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