マイクロスコープを用いた精密根管治療 〜肉眼では見えないもの〜
こんにちは、くまざきデンタルクリニックです✨
むし歯が大きくできてしまい、痛みを乗り除くために神経を取り除く抜髄と呼ばれる治療が行われることがあります。
抜髄処置によって神経と取り除く治療を行なった際には、根充剤を神経の通り道である根管に充填していきます。
しかし、根管治療を受けたのがかなり前で、上の被せ物がむし歯になってしまった場合には、口の中の細菌が根管治療を行った根管内まで入り込んでいくことがあります。
青い矢印のピンク色の部分がガッタパーチャと呼ばれる根充剤です。
一見綺麗に見えますが、マイクロスコープでよく見てみると、赤い矢印の部分に線が見えます。
実はこの部分には細菌が潜んでおり、それが根管治療を行なった歯の再発に関係していきます。
ピンク色の根充剤の間から、赤い矢印のように茶色く細菌に汚染された感染物が出てきました。
こういった根管内の感染源は徹底的に取り除いていかなければなりません。
さらに奥深くにもまだ感染源が残っていました。
このように、マイクロスコープを用いることで、肉眼では確認することができない感染源を取り除くことが可能です。
可能な限りご自身の歯を残すために、土台となる歯根の治療「根管治療」はとても大切な治療です。根管治療が不十分だと、その上にどれだけ良い被せ物を装着しても、土台から崩れていくことにもなりかねません。
これまで抜歯と診断されていた歯でも保存できる可能性が高くなってきました。マイクロスコープを用いた精密根管治療について、ぜひご相談ください。
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