根管治療の限界と歯根端切除術
こんにちは、くまざきデンタルクリニックです✨
今回は根管治療の限界と、その先の外科治療である歯根端切除術についてご説明します😊
根管治療とは
根管治療とは、歯の中にある神経の管(根管)に細菌が入り込み歯根の先で炎症を起こした状態に対する治療であり、口腔内から根管にアプローチして根管内の細菌を可及的に取り除く治療です。
根管治療の限界
根管治療は口の中から根管内にアプローチするため、器具が届かない場所の細菌は取り除くことができません。そういった場合には超音波の力を用いて洗浄を繰り返しますが、それでも治癒しない場合があります。また、歯根の先のひび割れや側枝といった場所は洗浄の効果が得難い場合があります。
根管治療で治癒しない場合の治療方法
精密根管治療を行ったとしても、成功率は100%ではなく、治らない症例は存在します。
その場合の治療としては、
①感染を起こしている根の先を外科的に切除して取り除く、歯根端切除術
②一度歯を抜歯して、口の外で歯根の一部を切除し、抜いた場所に戻す、再植術
③抜歯を行い、インプラントやブリッジなどで歯を補う、欠損補綴
それぞれの治療についてメリットとデメリットがあり、それらを勘案し治療方針を決定していきます。
上の前歯の根管治療後の歯根端切除術
上の前歯の神経が壊死(失活)してしまい、根管内に多くの細菌が入り込むことで歯根の先に炎症を起こし、痛みが出てきました。



上の前歯のCT画像です。歯根の先の黒くなっている部分が感染し歯根周囲の骨が吸収しています。
まずは根管治療を行い、根管内の細菌を可及的に取り除き、根管充填を行います。

根管充填を行いしばらく経過観察を行いましたが、歯根の先の骨の回復が見られないため、その部分を切除する歯根端切除を行うこととしました。



切除後1年ほど経過したあとのCT画像です。
以前に見られた歯根の先の黒くなっている部分は消失し、歯根周囲に骨が回復してきていることが認められました😊
ここまで回復すれば治癒となります✨
くまざきデンタルクリニックでは精密根管治療に加え、歯根端切除術や再植術などの外科処置を行うことで可能な限り歯の保存に努めております😊
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