歯を削らずに治す接着ブリッジと歯科用樹脂を用いた審美治療✨
- 2024年1月27日
- ラバーダム防湿,セラミック,ダイレクトボンディング,審美治療,症例集
こんにちは、くまざきデンタルクリニックです✨
歯を失ってしまった場合に、その治療法としては大きく分けて3つの方法があります。
1️⃣ ダミーの歯を作製し、隣の歯にセメントで装着するブリッジと呼ばれる治療方法
2️⃣ チタンでできたインプラントと呼ばれる人工の歯根を手術で骨の中に埋め込み、そのインプラントに被せ物を連結する治療方法
3️⃣ 留め具のついた取り外し式の入れ歯を作製する義歯治療
このように、上の前歯を一本失った場合に、上記の1️⃣〜3️⃣の治療方法の中から選んでいきます。
それぞれの治療方法にメリットデメリットがあり、今回は1️⃣のブリッジ治療を行うこととしました。
ブリッジ治療を行う際に条件が揃えば、片方の裏側のみにセラミックを接着させる、「接着ブリッジ」と呼ばれる方法で歯を作ることが可能です。
従来のブリッジ治療では、両隣の歯に対して被せ物を入れるために、健康な歯も含めて大きく削る必要がありました。
セラミックを用いた接着ブリッジでは、接着性レジンセメントと呼ばれる接着剤を用いて、強固に歯の裏側に接着させることで歯を作ることが可能です。
そのため、ご自身の歯を最大限保存し、ダメージを与えることが少なくなります。
このように、歯の裏側に接着させる羽根のような形態をしているのが特徴です。
この接着ブリッジを装着する直前の写真です。このように、ラバーダム防湿と呼ばれるゴムのマスクを装着し、唇が当たらないようにするとともに、呼吸の中に含まれる水分を遮断しています。接着剤は水分があると接着しなくなってしまうため、こういった接着の治療の際にはラバーダム防湿が重要となってきます。
装着後の写真です。
歯のなかった場所には、セラミックのダミーと隣には裏側にセラミックを接着しています。
また、そのほか上の前歯の神経を取り除いた歯が変色していたため、表層の一層を削り、歯科用の樹脂を接着しています。被せ物を入れないことでご自身の歯を可能な限り保存する治療で、見た目をキレイにすることができました😊
くまざきデンタルクリニックでは、ご自身の歯を最大限保存する治療「Minimally invasive(最小限の侵襲)」を心がけています。状態に合わせて色々な治療法があり、それぞれのメリット・デメリットを説明した上で治療を行っておりますので、ぜひご相談ください✨
今回行った治療は
治療内容:前歯の接着ブリッジと前歯の歯科用樹脂を用いたダイレクトベニア治療
費用:型取り11000円、セラミックブリッジ235000円、ダイレクトベニア88000円(自由診療・税込)
治療回数:3回
リスク:過剰な力がかかったときに、部分的に破損したり、外れることがあります。
くまざきデンタルクリニックは
名古屋市千種区にある歯科医院です✨
地下鉄東山線「池下駅」徒歩4分、東山線桜通線「今池駅」徒歩6分🚇
市バス「仲田停留所」徒歩1分🚌
お車の方は提携駐車場をご利用ください🚗
住所:愛知県名古屋市千種区春岡1丁目1−11
お電話:052−753−5086