・岡山大学歯学部　学生時代
　岡山は高校生の修学旅行で訪れた場所で、瀬戸内海に隣接し晴れの日が多く、とても過ごしやすいところです。
　学生時代はバトミトン部に所属していました。バドミントンはシャトルと呼ばれる羽根をラケットで打ち合うスポーツですが、少しの風でも影響を受けてしまうため、体育館を締め切って行います。真夏の体育館内はとても暑く風もないため、サウナ状態での練習で心身ともに鍛えられました。

・岡山大学病院、大学院生時代
　研修医修了後は、大学病院の補綴科と呼ばれる被せや義歯など治療を担当する科で診療をしながら、大学院では研究や歯学部学生の教育を行いました。研究し論文を書くことで、世界中の英語論文に目を通すことが多く、研究結果に裏付けられた科学的根拠を基本に考える力が養われました。

・勤務医時代
　大学院で博士号を取得した後は、医療法人ナディアパークデンタルクリニックに勤務医として就職しました。そこでは、世界で活躍されているトップレベルの理事長先生に師事し、歯科治療のあり方・考え方・治療方法や技術を学ばせていただきました。保険治療や自費治療に関わらずすべての治療において、妥協しない完璧な治療を目指す理事長先生の姿勢は、私の目標となりました。

〈原著論文〉
・ Development of a speech-discriminating electromyogram system for routine ambulatory recordings for the low-level masseter muscle activity.
Kumazaki Y, Naito M, Kawakami S, Hirata A, Oki K, Minagi S.
J Oral Rehabil. 2014

・Ipsilateral Molar Clenching Induces Less Pain and Discomfort than Contralateral Molar Clenching in Patients with Unilateral Anterior Disc Displacement of the Temporomandibular Joint.
Kumazaki Y, Kawakami S, Hirata A, Oki K, Minagi S.
J Oral Facial Pain Headache. 2016

〈共著論文〉
・ Dependence of psychophysical threshold on rate of applied force to the upper first molar in humans.
Oki K, Shirahige C, Maeda N, Sakamoto S, Kumazaki Y, Mikamo S, Miyazaki T, Yamamoto Y, Minagi S.
Arch Oral Biol. 2013

・ Specific diurnal EMG activity pattern observed in occlusal collapse patients: relationship between diurnal bruxism and tooth loss progression.
Kawakami S, Kumazaki Y, Manda Y, Oki K, Minagi S.
PLoS One. 2014

〈雑誌〉
・日本歯科評論　2020年8月号
インプラント埋入後のトラブルシューティング
「隣在歯とのオープンコンタクト，隣在歯の挺出，インプラント部の低位咬合」のパートを執筆